

現代美術家 / Artist
アートプロジェクトも多数手がける。<オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」>を主宰。 家族のアートユニット<会田家>、コロナ社会の中でのArt×Fashion×Medicalの試み<W HIROKO PROJECT>など。様々な職種、立場の人々と時に協働しながら、新しいアート活動表現を模索してきた。
著書に、作品集「DOUBLE FUTURE─ エンゲージド・ボディ/俺の産んだ子」(2019/求龍堂)、人形劇を書籍化した「ゲンダイチコースケの事件簿」(2015/ART DIVER)がある。

神楽岡久美 / Kumi Kaguraoka
現代美術家/ Artist
2012年、武蔵野美術大学院を修了。現在は人類史上その「身体」に影響を与え続けてきた「美力(美的価値)」に注目し、歴史的検証を鑑みながら新たな「美」を検証するリサーチベースの作品を制作している。
2021年、吉野石膏美術振興財団よりニューヨークでの在外研修アーティストに選定される。2022年にニューヨークでリサーチを含む制作活動を開始し、参加したグループ展に「The REBEL Exhibition」(The Untitled Space、2023年)、「kapCHər」、「Traces」、「Sift」(The New York Art Residency and Studios Foundation、2023年)がある。
近年、国内での個展には「The Metamorphoses of Beautiful Bodies.-未来の美的身体について」(西武渋谷店、2022年)、「Study of Non-verbal-communication.」(gallery ON THE HILL、2020年)、「身体と世界の対話 vol.2」(Wacol Study Hall Gallery、2018年)など。
現在もニューヨークでの活動をきっかけに国内外でのリサーチと制作活動を続けている。
撮影:Yume Takakura

髙橋賢悟 / Kengo Takahashi
美術家 / Artist
https://www.kengo-takahashi.jp
1982年生まれ。2012年東京藝術大学大学院修士課程修了。2012〜18年まで東京藝術大学美術学部工芸科鋳金研究室に教育研究助手、非常勤講師として勤務。2018年同大学の博士課程に再入学し、2022東京藝術大学大学院博士美術研究科博士後期課程 美術専攻 工芸研究領域(鋳金)を修了し、「野村美術賞」受賞。
明治工芸から近代工芸、伝統工芸などからインスピレーションを受け、最新技術の細密鋳造技法「真空加圧鋳造法」と生花を型取りし鋳造する「現物鋳造法」を研究し、生花を完全に金属で表現することに成功。2022年に特許を取得。
3.11の震災以降、現代においての「死生観」と「再生」をテーマに作品を制作。その作品が国内外の美術館で展示され注目を集める。2017~19年「脅威の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」。2018年「ジャポニズムの150年展」(フランス)、2020~22年「特別企画 和功絶佳展−令和時代の超工芸」、今年は京セラ美術館で開催された「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」にて出品。
撮影:GION

墨屋 宏明 / Hiroaki Sumiya
DART代表取締役、アートプロデューサー
1971年 石川県生まれ。野村総合研究所で流通・情報通信の分野で企画・開発、コンサルティングに従事、広報部では、経済学者、科学者、社会学者、アーティストら多様な先駆者が登壇する「NRI未来創発フォーラム」を企画プロデュース。同社在籍中に、アートが生まれる場づくりに興味を持ち、横浜旧財務局ビル”ZAIM”を拠点とするハッチアートを主宰、鎌倉のルートカルチャー 、BOAT PEOPLE Associationなど都市・地域と現代アートをつなぐ活動を実践。2016年より2020年まで、国内最大級のアートフェア「アートフェア東京」のマーケティング&コミュニケーションズ 統括ディレクター。文化庁とともに実施した”日本のアート産業に関する市場調査(2016−2019)”は多くの媒体に引用されている。2021年より現職。鎌倉在住。

水野 孝彦 / Takahiko Mizuno
学校法人 水野学園 理事長
1939年生まれ。東京都立大学理論物理学科卒業。
私の学校がどうコンテンポラリージュエリーに取り組んできたかは
「校長の靴下はいちご柄(幻冬舎ルネッサンス刊」を読んでいただきたいです。

樋田豊郎 / Toyoro Hida
美術史家 / art historian
1950年、東京幡ヶ谷に生まれる。東京藝術大学で美術史を学ぶ。東京国立近代美術館工芸館の学芸員を経て、秋田公立美術大学理事長及び学長、そして東京都庭園美術館館長を歴任した。この間、パリ装飾美術館とマサチューセッツ工科大学に留学。
企画した展覧会は、「モダニズムの工芸家たち」、「ヨーロッパ工芸新世紀」、「コンテンポラリー・ジュエリー」、「アジアのイメージ─日本美術の『東洋憧憬』」など。編著書に、『明治の輸出工芸図案』、『温知図録』、『工芸の領分』、『近代日本デザイン史』、『終わりきれない「近代」』、『楽浪漆器』、『工芸のコンポジション』などがある。
外来文化に影響されながら、そしてその影響に反発しながら、日本人が創造してきた芸術を解明する手段として「工芸」を研究してきた。「倫雅美術奨励賞」受賞。

ダービット・ビーランダー / David Bielander
アーティスト / Artist
1968年スイス生まれ。スイスとドイツで金細工を学び、ミュンヘン美術院でオットー・クンツリに師事。現在はHelen Brittonと峯岸穣と共にミュンヘン市内にアトリエを構え、世界中で作品を発表している。ジュエリー(オブジェ)、彫刻、コレクタブルデザインの領域を横断し、アイデンティティ、所属、判断、知覚に関する疑問について、それがどのように支配され、どのように変化させることができるかを探求。
「ビエランダーは日用品の親しみやすさを取り入れ、ウィットに富んだ抽象化を組み合わせて着用可能なウェアラブル・アート作品を創作しています」Katie Scott (メルボルン)
Herbert Hoffmann Prize、Fran-coise van den Bosch Award、Swiss Grand Prix Awardなど数々の賞を受賞し、 メトロポリタン美術館やオーストラリア国立美術館、ヴィクトリア&アルバート美術館など世界中の美術館に作品が永久収蔵されており、今日活躍する重要なジュエリー・アーティストの一人として評価されている。

田中 雅子 / Masako Tanaka
キュレーター
1983年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、渡仏。Institut d’Etudes Supérieures des Arts (IESA) Marché del’art学科を修了。マリアン・グッドマンギャラリーや東京都現代美術館イ ンターンなどを経て、2013年から2021年、東京都庭園美術館に学芸員として勤務。クリスチャ ン・ボルタンスキーの東京初個展「アニミタス-さざめく亡霊たち」(2016年)「装飾は流転す るー「今」と向きあう7つの方法」(2017年)「ルネ・ラリックリミックスー時代のインスピレー ションをもとめて」(2021年)を企画した。
小嶋崇嗣 / Takashi Kojima
https://www.facile-jewelry.com
1978年京都府生まれ。
京都造形芸術大学建築科を卒業。イタリア留学を経て、石で石を留める独自の宝飾技法を用いたジュエリー作品を発表。近年では香水瓶を使ったシリーズを制作し、アメリカ、オランダ、フランスをはじめとした欧米諸国で精力的に活動している。また地元京都にてアトリエ兼ショップである「FACILE Jewelry」を経営中。
「コンテンポラリージュエリーシンポジウム東京」代表。

寺嶋孝佳 / Takayoshi Terajima
https://takayoshiterajima.myportfolio.com
1986年千葉県香取郡小見川町(現在は香取市)生まれ。
東京藝術大学工芸科を修了後に渡独。ミュンヘン美術院ジュエリー科にてOtto Künzli氏とKaren Pontoppidan氏に師事。
海外を中心に自身の作品を発表する傍ら2019年に参加したSchmucksymposium Zimmerhofをきっかけに「CJST /コンテンポラリージュエリーシンポジウム東京」を設立。