Contemporary Jewellery Symposium Tokyo 2023 開催概要


第2回シンポジウムプロジェクト
 「コンテンポラリージュエリーが社会と接続するために」


《開催日時》2023年 8月26日(土)、8月27日(日)

《有料プログラム》
Zoomにてライブまたは録画配信いたします。(参加にはZoomのインストールが必須です)
配信URLは申込完了後、8月20日以降メールにてご連絡いたします。
※アーカイブ配信有り(動画の視聴をご希望される方はコンタクトページよりお問い合わせください)

《無料プログラム》
YouTubeチャンネルにて無料配信中。(https://www.youtube.com/watch?v=pZ8UBR0IFzU&t=23s

《有料プログラム定員数》200名程度/先着順、事前申込制

《有料プログラム参加費》29歳以下/2,000円、30歳以上/4,000円

《申込方法》
下記のメールアドレスに①~④を記入の上、お申し込みをお願いいたします。
①氏名、②参加費、③電話番号、④登壇者やトークセッション内容についての質問(希望者)
※複数人で参加希望の方は代表者がまとめてご記入下さい。

・受付完了後、1週間以内に下記の口座へお振込をお願いします。応募締切以降にキャンセルされた方にはキャンセル代として全額お支払いただきますのでご了承ください。
・申し込みをいただいた場合、原則として1週間以内に受付完了の連絡をいたします。1週間以内に何らかの回答が無い場合は、お手数ですが再度お送りください。
・申し込みで取得した個人情報は、申し込みへの回答のみに使用し、法令の規定に基づく場合を除き、第三者へ提供いたしません。

《申込先》cj.symposium.tokyo@gmail.com    

《振込先》
ゆうちょ銀行/口座名 コンテンポラリージュエリーシンポジウム東京/店番 448/預金種目 普通預金/店名 四四八(読み ヨンヨンハチ)/口座番号 43895681
※他の金融機関のATMからお振込される場合には口座番号末尾の1は不要です。
       
《応募締切》2023年8月24日(木曜)まで延長して受付中

《備 考》
・社会情勢の影響により止むを得ず企画が中止となった場合には、責任を持って全額返金いたします。
・登壇者の体調不良や天候悪化により予告なくプログラム内容や時間を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
・運営側での通信トラブル以外の問題(個人様のインターネット環境や端末トラブルなど)につきましては責任を負いかねます。事前にご確認ください。

《有料プログラム》
8月26日(土曜日)
13:30~15:30 トークセッション①「コンテンポラリージュエリーとコレクション」
        樋田 豊郎/美術史家
        水野 孝彦/学校法人水野学園 理事長
        寺嶋 孝佳/CJST企画運営、装身具作家
        田中 雅子(モデレーター)/キュレーター

16:00~18:00 トークセッション②「アーティストが社会と接続するために」
        岡田 裕子/現代美術家
        神楽岡 久美/現代美術家
        髙橋 賢悟/美術家
        寺嶋 孝佳(モデレーター)/CJST企画運営、装身具作家 
  
8月27日(日曜日)            
16:30~17:30 アーティストトーク第1部 スライドレクチャー(録画配信/字幕有り)
17:30~18:00 アーティストトーク第2部 質疑応答(ライブ配信/通訳有り)
        David Bielander/スイス出身ドイツ在住 アーティスト

《無料プログラム》
8月27日(日曜日)  
13:30~15:30 公募展プロジェクト“リング”入選者発表
        田中 雅子/公募展審査員、キュレーター
        墨屋 宏明/公募展審査員、DART代表取締役、アートプロデューサー
        小嶋 崇嗣(モデレーター)/CJST代表、アーティスト

《協 賛》 乾庄貴金属化工株式会社、KAORI JUZU

《会場提供》学校法人水野学園 専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ

《後 援》 公益社団法人 日本ジュエリーデザイナー協会

《リーガルカウンセル》 新田 真之介(新田・天野法律事務所弁護士)
《登壇者情報》
岡田裕子 / Hiroko Okada
現代美術家 / Artist
ビデオアート、写真、絵画、パフォーマンス、インスタレーションなど、手法は様々であるが、どれも社会背景をヒントにした未来予想的視点で現実と非現実を交差しながら、現代社会へメッセージを発している。近年の作品、未来の再生医療の世界とジュエリーをテーマとした「エンゲージド・ボディ」(2019)は、東京都写真美術館、アルスエレクトロニカセンター(オーストリア)、Vojvodina現代美術館(セルビア)などに招聘され、国内外で高い評価を得ている。
アートプロジェクトも多数手がける。<オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」>を主宰。 家族のアートユニット<会田家>、コロナ社会の中でのArt×Fashion×Medicalの試み<W HIROKO PROJECT>など。様々な職種、立場の人々と時に協働しながら、新しいアート活動表現を模索してきた。
著書に、作品集「DOUBLE FUTURE─ エンゲージド・ボディ/俺の産んだ子」(2019/求龍堂)、人形劇を書籍化した「ゲンダイチコースケの事件簿」(2015/ART DIVER)がある。
撮影:北田理純

神楽岡久美 / Kumi Kaguraoka 
現代美術家/ Artist 

http://www.kumi-kaguraoka.com

2012年、武蔵野美術大学院を修了。現在は人類史上その「身体」に影響を与え続けてきた「美力(美的価値)」に注目し、歴史的検証を鑑みながら新たな「美」を検証するリサーチベースの作品を制作している。
2021年、吉野石膏美術振興財団よりニューヨークでの在外研修アーティストに選定される。2022年にニューヨークでリサーチを含む制作活動を開始し、参加したグループ展に「The REBEL Exhibition」(The Untitled Space、2023年)、「kapCHər」、「Traces」、「Sift」(The New York Art Residency and Studios Foundation、2023年)がある。
近年、国内での個展には「The Metamorphoses of Beautiful Bodies.-未来の美的身体について」(西武渋谷店、2022年)、「Study of Non-verbal-communication.」(gallery ON THE HILL、2020年)、「身体と世界の対話 vol.2」(Wacol Study Hall Gallery、2018年)など。
現在もニューヨークでの活動をきっかけに国内外でのリサーチと制作活動を続けている。 

撮影:Yume Takakura

髙橋賢悟 / Kengo Takahashi
美術家 / Artist

https://www.kengo-takahashi.jp


1982年生まれ。2012年東京藝術大学大学院修士課程修了。2012〜18年まで東京藝術大学美術学部工芸科鋳金研究室に教育研究助手、非常勤講師として勤務。2018年同大学の博士課程に再入学し、2022東京藝術大学大学院博士美術研究科博士後期課程 美術専攻 工芸研究領域(鋳金)を修了し、「野村美術賞」受賞。
明治工芸から近代工芸、伝統工芸などからインスピレーションを受け、最新技術の細密鋳造技法「真空加圧鋳造法」と生花を型取りし鋳造する「現物鋳造法」を研究し、生花を完全に金属で表現することに成功。2022年に特許を取得。
 3.11の震災以降、現代においての「死生観」と「再生」をテーマに作品を制作。その作品が国内外の美術館で展示され注目を集める。2017~19年「脅威の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」。2018年「ジャポニズムの150年展」(フランス)、2020~22年「特別企画 和功絶佳展−令和時代の超工芸」、今年は京セラ美術館で開催された「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」にて出品。

撮影:GION 

墨屋 宏明 / Hiroaki Sumiya 
 DART代表取締役、アートプロデューサー

https://d-art.life


1971年 石川県生まれ。野村総合研究所で流通・情報通信の分野で企画・開発、コンサルティングに従事、広報部では、経済学者、科学者、社会学者、アーティストら多様な先駆者が登壇する「NRI未来創発フォーラム」を企画プロデュース。同社在籍中に、アートが生まれる場づくりに興味を持ち、横浜旧財務局ビル”ZAIM”を拠点とするハッチアートを主宰、鎌倉のルートカルチャー 、BOAT PEOPLE Associationなど都市・地域と現代アートをつなぐ活動を実践。2016年より2020年まで、国内最大級のアートフェア「アートフェア東京」のマーケティング&コミュニケーションズ 統括ディレクター。文化庁とともに実施した”日本のアート産業に関する市場調査(2016−2019)”は多くの媒体に引用されている。2021年より現職。鎌倉在住。

水野 孝彦 / Takahiko Mizuno
学校法人 水野学園 理事長

https://jewelry.ac.jp

1939年生まれ。東京都立大学理論物理学科卒業。
私の学校がどうコンテンポラリージュエリーに取り組んできたかは
「校長の靴下はいちご柄(幻冬舎ルネッサンス刊」を読んでいただきたいです。

樋田豊郎 / Toyoro Hida
美術史家 / art historian

1950年、東京幡ヶ谷に生まれる。東京藝術大学で美術史を学ぶ。東京国立近代美術館工芸館の学芸員を経て、秋田公立美術大学理事長及び学長、そして東京都庭園美術館館長を歴任した。この間、パリ装飾美術館とマサチューセッツ工科大学に留学。
企画した展覧会は、「モダニズムの工芸家たち」、「ヨーロッパ工芸新世紀」、「コンテンポラリー・ジュエリー」、「アジアのイメージ─日本美術の『東洋憧憬』」など。編著書に、『明治の輸出工芸図案』、『温知図録』、『工芸の領分』、『近代日本デザイン史』、『終わりきれない「近代」』、『楽浪漆器』、『工芸のコンポジション』などがある。
外来文化に影響されながら、そしてその影響に反発しながら、日本人が創造してきた芸術を解明する手段として「工芸」を研究してきた。「倫雅美術奨励賞」受賞。

ダービット・ビーランダー / David Bielander
アーティスト / Artist

1968年スイス生まれ。スイスとドイツで金細工を学び、ミュンヘン美術院でオットー・クンツリに師事。現在はHelen Brittonと峯岸穣と共にミュンヘン市内にアトリエを構え、世界中で作品を発表している。ジュエリー(オブジェ)、彫刻、コレクタブルデザインの領域を横断し、アイデンティティ、所属、判断、知覚に関する疑問について、それがどのように支配され、どのように変化させることができるかを探求。
「ビエランダーは日用品の親しみやすさを取り入れ、ウィットに富んだ抽象化を組み合わせて着用可能なウェアラブル・アート作品を創作しています」Katie Scott (メルボルン)
Herbert Hoffmann Prize、Fran-coise van den Bosch Award、Swiss Grand Prix Awardなど数々の賞を受賞し、 メトロポリタン美術館やオーストラリア国立美術館、ヴィクトリア&アルバート美術館など世界中の美術館に作品が永久収蔵されており、今日活躍する重要なジュエリー・アーティストの一人として評価されている。

田中 雅子 / Masako Tanaka
キュレーター


1983年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、渡仏。Institut d’Etudes Supérieures des Arts (IESA) Marché del’art学科を修了。マリアン・グッドマンギャラリーや東京都現代美術館イ ンターンなどを経て、2013年から2021年、東京都庭園美術館に学芸員として勤務。クリスチャ ン・ボルタンスキーの東京初個展「アニミタス-さざめく亡霊たち」(2016年)「装飾は流転す るー「今」と向きあう7つの方法」(2017年)「ルネ・ラリックリミックスー時代のインスピレー ションをもとめて」(2021年)を企画した。

小嶋崇嗣 / Takashi Kojima

https://www.facile-jewelry.com

1978年京都府生まれ。
京都造形芸術大学建築科を卒業。イタリア留学を経て、石で石を留める独自の宝飾技法を用いたジュエリー作品を発表。近年では香水瓶を使ったシリーズを制作し、アメリカ、オランダ、フランスをはじめとした欧米諸国で精力的に活動している。また地元京都にてアトリエ兼ショップである「FACILE Jewelry」を経営中。
「コンテンポラリージュエリーシンポジウム東京」代表。

寺嶋孝佳 / Takayoshi Terajima

https://takayoshiterajima.myportfolio.com

1986年千葉県香取郡小見川町(現在は香取市)生まれ。
東京藝術大学工芸科を修了後に渡独。ミュンヘン美術院ジュエリー科にてOtto Künzli氏とKaren Pontoppidan氏に師事。
海外を中心に自身の作品を発表する傍ら2019年に参加したSchmucksymposium Zimmerhofをきっかけに「CJST /コンテンポラリージュエリーシンポジウム東京」を設立。

フライヤーのダウンロードはこちらから。

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