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CJSTでは2021年に公募した「コンテンポラリージュエリー展“ペンダント”」に続き、2回目の公募展を開催いたします。今回のテーマは“リング(指輪)”です。


【企画コンセプト】

通常のジュエリー概念を破壊する作品を広く募集し、アーティストの活動支援、新規コレクターの獲得、国内に向けたジュエリー作品の継続的な情報発信と社会との接続を目標に、ジュエリー表現の幅広さと分野の“今”を提示する。


【審査員

青野 尚子 / Naoko Aono

アート・建築ライター

アート・建築関係のライター。共著に『新・美術空間散歩』(シヲバラタクと共著、日東書院本社)、『背徳の西洋美術史 名画に描かれた背徳と官能の秘密』(エムディーエヌコーポレーション、池上英洋と共著)、『美術でめぐる 西洋史年表』『超絶技巧の西洋美術史』(新星出版社、池上英洋と共著)など。その他『そこまでやるか 壮大なプロジェクト展』(21_21 DESIGN SIGHT、2017年)ディレクションなど。

いしかわ まり / Mari Ishikawa

コンテンポラリージュエリー作家、第1回公募展入選者

1964年生まれ。2001年ドイツ・ミュンヘン芸術大学卒業後、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの20か国以上で個展を開催。『見ようとしなければ何も見えない。見ようと意識したところから発見が始まる』 日常の中の一瞬をモチーフにしたジュエリーには、日々の生活の中で見逃してしまっているたくさんの瞬間に潜んでいるものに気づいて欲しいという願いがこめられている。2016年ドイツ・バイエルン芸術アカデミー 芸術賞、2013年ポーランド・レグニカシルバーアワード INHOGENTA賞などの芸術賞を受賞。作品は、NYのMAD美術館、ロンドンのV&A美術館をはじめ、様々な美術館、アート財団に収蔵されている。

鐘ヶ江 英夫 / Hideo Kanegae

美術商、古美術鐘ヶ江、KOGEI Next ディレクター

1985年生まれ。京都造形芸術大学環境デザイン学科卒業。その後、実家の美術商「古美術鐘ヶ江」入社。『Japanese Sculpture Next 100 years project』を立ち上げ、古美術品だけではなく、現代作家の作品も全て買い上げた上で、紹介している。2020年からはアーティストと社会を積極的に繋ぎ、工芸を次のステージに進化させるプロジェクト『KOGEI Next』を立ち上げた。

墨屋 宏明 / Hiroaki Sumiya 

 DART代表取締役、アートプロデューサー 

1971年 石川県生まれ。野村総合研究所で流通・情報通信の分野で企画・開発、コンサルティングに従事、広報部では、経済学者、科学者、社会学者、アーティストら多様な先駆者が登壇する「NRI未来創発フォーラム」を企画プロデュース。同社在籍中に、アートが生まれる場づくりに興味を持ち、横浜旧財務局ビル”ZAIM”を拠点とするハッチアートを主宰、鎌倉のルートカルチャー 、BOAT PEOPLE Associationなど都市・地域と現代アートをつなぐ活動を実践。2016年より2020年まで、国内最大級のアートフェア「アートフェア東京」のマーケティング&コミュニケーションズ 統括ディレクター。文化庁とともに実施した”日本のアート産業に関する市場調査(2016−2019)”は多くの媒体に引用されている。2021年より現職。鎌倉在住。

田中 雅子 / Masako Tanaka

キュレーター 、前東京都庭園美術館 学芸員

1983年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、渡仏。Institut d’Etudes Supérieures des Arts (IESA) Marché del’art学科を修了。マリアン・グッドマンギャラリーや東京都現代美術館イ ンターンなどを経て、2013年から2021年、東京都庭園美術館に学芸員として勤務。クリスチャ ン・ボルタンスキーの東京初個展「アニミタス-さざめく亡霊たち」(2016年)「装飾は流転す るー「今」と向きあう7つの方法」(2017年)「ルネ・ラリックリミックスー時代のインスピレー ションをもとめて」(2021年)を企画した。

保坂 健二朗 / Kenjiro Hosaka

滋賀県立美術館 ディレクター(館長)

1976年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程(美学美術史学分野)修了。2000年より20年まで東京国立近代美術館(MOMAT)に勤務。2021年より現職。企画した主な展覧会に「フランシス・ベーコン展」(2013年、MOMAT)、「Logical Emotion: Contemporary Art from Japan」(ハウス・コンストルクティヴ他、2014-15年)、「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」(MOMAT、2016年)、「日本の家 1945年以降の建築とくらし」(MAXXI国立21世紀美術館およびMOMAT、2016-17年)、「人間の才能 生みだすことと生きること」(滋賀県立美術館、2022年)など。公益財団法人大林財団「都市のヴィジョン」推薦選考委員、毎日デザイン賞選考委員、第24回・25回亀倉雄策賞ゲスト選考委員、文化庁文化審議会文化経済部会アート振興ワーキンググループ専門委員なども務める。(撮影 木奥恵三)





入選作家

応募総数:108名 / 入選者数:13名


協賛
KAORI JUZU、乾庄貴金属化工株式会社

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